発酵食品で活力を

日本の朝食といえば、白いご飯に味噌汁、漬物、納豆が定番です。
よく見てみると、発酵食品ばかりですね。
日本人の平均寿命が長い理由は、食生活にあるといわれています。
脂質の摂取量が低く、薄味で野菜中心。
まさに、身体を健康にするための食事といっても良いでしょう。
微生物や細菌のおかげで、旨み成分が生まれます。
独特な風味がクセになるという人が多いのはそのためです。
発酵食品でも、特に栄養価が注目されているのが納豆になります。
納豆にのみ存在するナットウキナーゼという酵素は、血液がドロドロになるのを防いでくれるのです。
大豆には、皮膚や髪を作るタンパク質が豊富に含まれています。
お肉や乳製品でもタンパク質を摂ることが出来ますが、血中コレステロールの上昇が心配です。
その点、納豆に含入される不飽和脂肪酸は、
血中コレステロールを低下させるだけなく動脈硬化などの疾患を予防する効果を持っているのです。
また、タンパク質の分解に必要なビタミンB群を同時に摂れることも納豆の魅力といえます。
食物繊維やミネラルといった成分を摂りたいという方も、納豆におまかせです。
納豆はまさに、栄養素の宝庫なのです。

納豆の起源には諸説あります。
いつから食べられていたという明確な時期は分かっていません。
しかし、少なくとも平安時代には納豆という言葉が文献の中に確認されているのです。
充分な食事が摂れず亡くなる方も多かった時代では、納豆が貴重な栄養源となったことでしょう。
身体に活力を与えたいという方は、毎日の食事に1品発酵食品をプラスしてみてはいかがでしょうか?